もう許さないっちゃ〜!

長岡版鶏飯だっちゃ




別に何か許せないことが起きたわけではなく
私の長年の夢ルリカケス*1というラム酒
ついに呑むことができたので
気の利いた(は?)駄洒落を一発。
これ意味わからん人いるのかしら・・・!?
高橋留美子さんのアレなんですけど。


で、昨日作った鶏飯ですが食べました。
少し薄味でしたが鳥の油っつーか旨味っつーかコクっつーか
鶏と椎茸の効いたダシでなかなか!
喜界組の、特にO嬢の行動力に乾杯です。


大げさかもしれませんが
多分普通に過ごしてたら関わる機会のない地域の文化に
少ーーーしでも触れたり面白がることができるのって
すっごく貴重だし実は大切なことだと思います。


喜界の食文化から(元々高倉だった気が・・・)
こんなにいろいろな人たちが喜界島の事を知ることができたのは
やっぱりすごく面白いです。
ちなみに鶏飯を出してたサークルの出店では
他にも奄美がらみの焼酎を2種類出してます・・。


もしこれが一過性の仲間内の流行だったとしても
それはそれで全然構わないと思うし、それが自然なことだと思っています。
すっごく時間が経って、この時鶏飯や焼酎を呑んだ人のうちの誰かが
そういえば学生の頃そんな島があるって聞いたなって思い出してくれたり
その時を懐かしんで昔話したり、ちょっと変態ならば突然島を訪れるかもしれません。


目先の何かを求めるんでなくて
・・・・綺麗事とでもなんと言ってもらってもいいのですが
普通にいけば大体80年と言われている人生の間の話じゃなくって
もっともっと昔から存在している喜界島という島を
(そういう話をすると宇宙にまで広がってしまうんですが・・)
これからも魅力的な文化を抱いたまま精神的な発展をして欲しいんですよねぇ。


「昔は良かった」ってそればかり呪文のように言うのもやっぱり気持ち悪いです。
大きな事をするのは無理でもほんとに何でもいいんですけど
例えば自分が島が好きってそれだけならどこがどう魅力的なのか
人に話しまくるってのも発展だと思います。


喜界島に限ったことでなくて、
物でも人でも唄でも技術でも何かに惚れ込んだら、綺麗事でいいから
何か動いてみたら、いつか何かに繋がるんじゃないのかねぇ・・
って個人的には思うんですけどねぇ。


今回はたまたま喜界の焼酎を気に入る人や、
好き嫌いがなくて島料理を美味と感じる人を
喜界に呼んだことが幸運だったんじゃと言われればそうなんですが
でもでも!よく考えてみてください!


まず、私が島に調査へ大学の人に応援を求めてなかったら
卒業論文の調査対象に喜界島(奄美)を舞台にしてなかったら
雪国の大学に来ていなかったら
喜界の血が、私を島に引き寄せてるっていう根拠のない思い込みがなかったら
育った環境で喜界の血が邪魔をしてこなかったら
本土で育ってなかったら
両親が島を出て本土で暮らしていなかったら
私は島の事を他者に伝えることはしなかったかもしれません。


たまたま私は島の外から見て(もうそういう目でしか見られないのか?)
たくさん思うところがあって世間話のように喜界の話をよくするんですが
するのとしないのではやっぱり違います。
私の中には秘め事の美学ってのがあるのですが(口に出すとキモイィ!)
それは何もしないことではなくって・・・。
んん〜〜・・・・。


ただのヘリクツヤローになってたらすみませんが。


綺麗事だと言うなら、じゃあ皆で汚い流れに乗れば文句がないのか
何も知らないくせにと言うなら、何を知らないのか言ってみろよと言いたい。


とりあえず、この雪国の若者の間で黒糖焼酎愛する人口が増えたってことは
島の歴史を少ーーーーーーーーーーーーーーーーし動かしたことにはならないのか?


何十年経たないとわからないことですな。
わかったからどうということではないけれど。

*1:奄美諸島は徳之島の高岡醸造が造りだす純日本製のゴールド・ラム