台風通過

屋根の上ではしゃぐ従姉妹達




祖母の家には大きな被害も無く
何とか台風が過ぎました。


画像は、アンテナが落下したので
修理をしている叔父さんとその娘たち(従姉妹)です。


私も屋根に乗りたかったけど
私には屋根の下で支えを動かしたりと
小さな仕事担当だったので
屋根の上ではしゃぐ従姉妹たちを激写です。


これ結局、アンテナ修理したけど
テレビはちゃんと映らなかったんだよなぁ・・・
なぜ??


この日の夜
喜界に住む別の従姉妹たちがやって来ました。


私は祖母の家が停電から復旧したので
なんとなく喜界島は電気が回復したんだと思い込んでましたが
従姉妹たちの集落ではまだ回復しておらず
お風呂と洗濯機を借りに来ていました。


自分の身近なことだけでわかった気になっていましたが
本当にこの台風は大きな被害を残していったのです。


テレビの報道は
本土に上陸すると過熱する傾向にありますが
あれっていかがなものでしょう。


しかも、ちょっっっと大げさな雰囲気を出しているような・・。
実際、本土にいるときには
ニュースに振り回されてしまいます。(小心者だから??)
自分の感じとる天気の様子とまったく違っても
ニュースで「こんなにものすごいことに!」と
隣県の情報を流されるとやはりいろいろと考えてしまいます。


離島ではニュースがこう言ってるというよりも
もうやばいぞってのをそこにいる人々で感じ取って
対策をとっていく気がします。
しかも南西諸島などは本土に来る前に
まず上陸する傾向にあるから
「どこそこでこんなに大きな被害が!」という
画像を見ることができません。
既に自分たちがその立場に立たされています。


毎年毎年台風が上陸する南西諸島の人達が
それでも割と小さな被害で済んでいるのは
そこにいる人達の一人一人の対策から成り立っていることを
ニュースで伝えるべきです。


慣れているから被害が小さいのではなく
恐ろしさを知っているから念入りに対策を取っているのです。
それだけです。
どこに住んでいようと、その用心深さがあればできることです。


皆を驚かすショッキングな映像を流すより、
もっと細やかな対策を
今上陸するかもしれない地域へ向けて発信するほうが役立ちます。


けれど、南西諸島に台風がいるときって
割と「よくある事だ」という空気になっていますよね。
つい自分たちとは遠い話だと本土にいると思ってしまいます。


日本には台風が上陸するんだっていう前提で
すべてことを進めていれば、いざというときの対応も素早いし
被害ももっと小さくできるはずです。


天災は人間にとって大きすぎますね。
それでも、うまく共存して生きていくにはどうしたらいいか
あきらめず考えていきたいです。