ズビズバ

アニーという有名な舞台がある。
昨日私はアニーになった。
髪型だけ。


三時間近くかかってかけたパーマはなかなかのボリューム。
そのままでは帽子はかぶれない。
一年中帽子をかぶるのが好きな私にとってはちとつらいが
でもなかなか気に入った。


髪を束ねるのも、髪同士が勝手にからまってくれるので
束ねやすいし、ちょっと水をぶっ掛ければクリクリになるのも笑える。
整髪料も何もつけずに乾かしておくと、
クリクリはワサワサになっていろんな表情を出す。


かなり面白い髪型だが面と向かって爆笑してくれる人が今いないんだなぁ。
というのも、極度の人見知りのせいで
人と打ち解けるのに相当な時間を要するからだ。


それでも時々「あ、この人とは何かある!(ていうかどうにかなってくれ)」
とズビズバっとなることがある。
しかも嬉しいことに、時間は掛かっても結果的にお互い良い関係になれるので
そのズビズバは私の隠れた超能力なのだ。


普段は超能力は封印して、ただの運のない人なのだが
ここぞというときに出るこのズビズバはものすごい。
もしかしたら全部相手の力なのかもしれないが・・・・・。


今はまだ変な髪形をしても笑い飛ばしてくれる人はいないが
この町を出るであろうあと半年の間に
ズビズバな関係の人が増えると楽しいな。


とりあえず今は地元に帰った時にみんなに笑ってもらおうーーー。
多分「キモイ」の嵐だろうなぁ。