ご希望は?
さて調査。
まずは夏の台風14号の影響で高倉を解体したお宅へ。
たくさんお世話になったのでお礼と挨拶を兼ねて
跡地はどうなったのかを見に行きました。
跡地は手作りの倉庫になっていました。
それで持ち主の方達が台風でも安心して暮らせるのなら
これは良い事なのです。
解体するほど破損していなかったので
勿体無いなぁと私は思っていますが
それは私の気持ちです。
一応解体時には私の気持ちも伝えましたし、
私と同じ気持ちの人もいました。
けれど持ち主本人が一番安心して幸せに満足できることが
やっぱり重要だと思います。
周りの無理やりの説得で
不安に思いながら嫌々残してもあまり意味がありません。
私の理想はそんな気持ちを抱えている持ち主に対して
無理やりの説得ではなく、お互いの気持ちをぶつける対話の上で
一番良い方法を一緒に探し出していくことです。
ただの意見では人の気持ちは中々動きません。
だから私はより多くの高倉と、高倉の持ち主に触れ会話がしたいのです。
高倉の魅力を伝え共存の方法を提案できる人間に早くなりたいのです。
私にお金と土地と知識と地位があれば状況は変わっていたかもしれませんが
そんなことは考えなくていいのです。
言いたい気持ちは伝えられました。
持ち主のお隣のお嬢さんのご希望で
柱が丸々一本残されていました。
これでなにか高倉を想えるものをつくれたらとのご希望のようです^^