助っ人登場 その1

崩れた遊歩道




本日早朝に喜界に着く船で
大学の同じ研究室の女の子が二人、喜界島入りです。


弟と二人で港まで迎えに行ってきました。
疲れ果ててるかなぁと思ったのですが
案外元気で、酔い止めが効きすぎてぐっすり寝たよ
とのことで一安心・・。


二人ともしっかりした子達でしかもすごく魅力的・・・!
私は、弟と二人陰ではしゃいでしまいました。


朝食後、教授と合流し
島の調査の前調査のようなことをしようかと予定を立てていたところ、
ちょうど喜界で去年知り合った
文化財保護審議委員の方から電話が掛かってきました。



その方がちょうど仕事が休みだと言うので
私達を島の主要な高倉へ連れて行ってくれるとのことでした。
こんなに嬉しい偶然ってやっぱ私の超能力なのでしょうニヤリ。
いやいや・・・


さてさて高倉巡りですが、本日は調査と言うより見学です。
ちょっと思うところがあったのですが
その話は、ながーーーーーーーーーーーーーーーーーーくなるので
この日記ではなく、大元のHP内で語ろうと思っています。


高倉巡り後は
荒木という集落に、海岸線沿いに遊歩道があり
そこを歩いてみようということになりました。
写真で見たことはあったのですが実は私今回が初めてでした。
写真は相当美しい風景だったので
のんびり歩いて風景を楽しもう・・・くらいに思っていたのです。


しかし!
昨年の台風で遊歩道のアスファルトは波に持っていかれ
岩肌がむき出しの酷い状態。
ところどころ植物が生い茂りすぎて道を塞ぎ
歩くのも困難な場面もありました。


自然に委ねると言えば聞こえは良いですが
昨年の台風後から明らかに何も手を付けていないなというのが
あまりにもまるわかりで・・・・。


今回の助っ人達は、私を含めてそんな状況でも面白がれる
性格だったのでよかったのですが、
遊歩道の写真を見て楽しみに喜界島へ来た人がいたら
どう思うのでしょうか。
しかも岩肌をヒョイヒョイ歩けるような人でなかったら・・。


観光化されていない自然な島だと時々耳にしますが
それはこのようなことを指して言ってるのではないのです。
島に興味を持って、楽しみに来る人達がいることを
自覚するのはやはり難しいのでしょうか。


ずっと島に住んでいると、見えてこない部分や頭ではわかっていても
日々の生活の中で忘れてしまっている事って結構あるように感じます。
それは私自身にも言えることなのですが。


所詮綺麗事だよね・・・の一言で片付けるのは卑怯だと思います。
後になってから、昔はよかったという人がこれ以上増えて欲しくありません。
とりあえず私は島の人とゆっくり酒を酌み交わし話がしてみたいのです。



変な終わり方でしたが
こうでもしないと多分終わらなかったのであしからす・・・。